
BINIのこのインタビュー掲載号「イン・ロック」はこちら!

BINIが大切にしているのは、
自分たちにとっての真実を貫くことです(アイア)
INTERVIEW:YUKO KATO PHOTOS BY MIHO KATO
今年のサマソニは、BINIの他にもSB19が出演し、今更ながらPポップの勢いを感じさせた。BINIは、このサマソニが日本で初お目見えにも拘わらずマウンテン・ステージ前には熱心なファンが詰めかけ、その華やかなステージに熱中していた。今年のコーチェラ・フェスティヴァルに、フィリピンのアーティストとしては初登場したという彼女たち、実はアメリカ・ツアーの最中で、サンディエゴでのショーの後、すぐ日本に向かい、またサマソニの後、ツアーを続けるためにアメリカへ帰って行った。そのタフなスケジュールにもめげず、集まると賑やかな会話と笑顔が溢れ、楽しいメンバーたち。普段2時間もパフォーマンスを見せるというライヴを、是非日本でも見せて欲しいものだ。
――サマーソニックでは、日本のファンのために何か特別なことは用意しましたか?
ミカ:はい、沢山用意しました。それぞれのセリフや、日本語での自己紹介も練習しましたし、「Born to Win」(’21)と「Salamin, Salamin」(’24)の日本語ヴァージョンも歌いました。ファンの皆さんの反応を見るのがとても楽しかったですし、とても喜んでくださったので、私たちも嬉しかったです。
――私もパフォーマンスを観たのですが、私の周辺には男性ファンが多かったんですよね。皆さんのファンは主に男性なのでしょうか?それとも女性でしょうか?
シーナ:主に女性ですが、男女両方いると思います。
ジョアンナ:そうですね。いろんな世代の方が混ざっていますしね。
――オーディエンスはノリノリで踊っていて、とても楽しんでいるように見えました。
全員:良かったです(笑)!
――ところで、日本にはいつ来たんですか?
全員:4日前です。
――自由な時間はありましたか?何をして過ごしましたか?
全員:ショッピング!
ジョアンナ:私たちが宿泊しているホテルの近くに古着屋さんが沢山あって、そこで買い物をしたりしました。
――渋谷ですか?
ジョアンナ:いいえ、新宿です。周りに古着屋さんが沢山あったんです。あと、“東京で本場のラーメンを食べなきゃ!”と決めていたのですが、それもちゃんと実現できました(笑)。
シーナ:私は、渋谷のお店がずらりと並んでいる通りに行ったり、いろんな神社に行ったり、鳥居のあるスポットに行ったり、東京タワーに行ったり、他にもいろんなところを見て回りました。お陰でクタクタです(笑)!
全員:(笑)。
グウェン:いろんなお店で、いろんなものを買いましたよね。
――でも、フィリピンにもお店はありますよね?日本とは違うのでしょうか?
ミカ:もちろんフィリピンにもお店はありますが、やっぱり日本のほうが多いですし、商品の種類も豊富なんです。だから最初は凄く驚きましたし、みんな大興奮しました。バッグや腕時計が沢山並んでいたり、どの通りにもお店がいっぱいあったりして…。
ジョアンナ:気候はフィリピンと同じですけどね(笑)。
――4月にコーチェラ・フェスティヴァルに出演して以来、アメリカや世界でもBINIのファンがどんどん増えているようですが、そういう実感はありますか?
アイア:はい。コーチェラに出演したことで、確実により多くの人に知ってもらうことができたと思います。自分たちの才能や音楽を世界の皆さんに見てもらえるいい機会でしたし、その機会を最大限に活かしたいと思ったので、こうして今、ワールド・ツアーをしています。あのお陰で、いろんな人種や年齢層の人たち、そしてアメリカのリスナーにも自分たちの音楽を届けることができたように感じていますし、このツアーを通して、この先もっといろんな人たちに自分たちの音楽を届けられたら嬉しいです。とにかく、コーチェラはとても楽しかったですし、私たちにとっては素晴らしい機会でした。
――最近は、いろんなフィリピン人アーティストたちが世界進出を果たしていますよね?あなたたちをはじめ、SB19など。同じフィリピン人として、お互いに助け合っているのでしょうか?
シーナ:もちろんです。練習生だった頃から、私たちはSB19のことを尊敬していましたし、彼らの大ファンでした。彼らが自分たちの音楽や活動にかける情熱を心から尊敬していますし、大きな影響を受けています。もちろんお互いに助け合っていますし、SB19やBINIだけではなく、OPM(オリジナル・フィリピン・ミュージック)全体を、仲間として、フィリピン国内外で一緒に盛り上げていきたいと思っています。
――あなたたちもSB19もかなりダンスを重視されていますが、自分たちのパフォーマンスにおいて、ダンスは重要ですか?
ミカ:はい、凄く重要です。LEDのような照明や大きな演出がない時に、オーディエンスの目が行くのは、ダンスだったり、表情だったりすると思うんです。だからこそ、自分たちのダンス・スタイルや振り付けをもっと広げていきたいと思っています。実際に、フィリピンの文化やフィリピンの遊びも振り付けに取り入れたりしていますし、とにかく、私たちにとってダンスはとても大事な要素なんです。
――皆さんのパフォーマンスを観た時、そのエネルギッシュさに圧倒されました。本当に素晴らしかったです。
全員:ありがとうございます!



